私たちが共に作る、
障害者福祉の未来。

障害福祉サービスを提供する事業所において、適切なサービスが提供できるように全体管理を行うのが、サービス管理責任者の仕事だ。利用する障害者やその家族への支援はもちろん、現場の職員への助言や指導も行うリーダー的な立場といえる。職員と利用者が、ともに笑顔で働ける。その環境を作っていけるかどうかは、指揮官の器にかかっている。

業務は大きく分けて二つあります。一つは「個別支援計画書」の作成です。利用者がどのような障害をお持ちなのか、そして今後どのようになりたいのか。一人ひとりの特性に応じて目標設定を行います。二つ目は、事業所全体の運営管理です。組織は「人」の集まりですから、時にはトラブルも生じます。事業所として安定したサービスを提供できるよう、全体をマネジメントするのが私の役目です。

福祉の仕事は人と向き合う仕事です。それは、心と心で通じ合うこと。職員が不満を抱えていると、その気持ちは利用者にも伝わります。それでは、より良いサービスは提供できませんよね。どんな仕事でもそうですが、大切なのはその人が「好き」でやっているかどうか。それは単なる仕事というよりも、人生レベルでの関わり合いです。人と向き合い、その喜びが、笑顔になって返ってくる。それを自分の喜びとして「頑張ろう」と思えるのが、この仕事のやりがいだと感じています。

娘が6歳のときに発達障害があることが分かりました。自分と娘の将来のためにも、福祉の現場を知っておきたい。そんな想いから、福祉の仕事に入りました。現場での実務経験を積み、サービス管理責任者の資格を取得したのが三年前。仕事の幅を広げたいと思いMOONに入社しました。

サービス管理責任者を任されています。利用者の障害特性に合わせた個別支援計画書を作成し、その内容に基づいた支援が行われているかチェックしています。関係機関との調整や、現場の指導員のマネジメントをするのも私の仕事です。いろいろな立場のひとの想いを汲みつつ、組織としてのバランスと方向性を保たなければならない。簡単ではありませんが、とてもやりがいがある仕事です。
自分の人柄や強みを生かせるのが福祉の仕事のいいところです。一方で、組織としてのチームプレーが求められる現場でもあります。信頼関係を築くのが好きな人には、向いている職場です。ぜひ自分のキャリアアップを目指していってください!

障害者福祉の職場には、家族に障害をもった人がいる職員もいらっしゃいます。そうでなくても、人に対する思いやりにあふれた人たちが多く、みんなが専門知識を持っています。そのような環境に身を置けること自体が安心ですし、困ったときには親身に相談にのっていただける。母親としてこれほど心強いことはありません。娘の将来に希望が見えたと同時に、母親としての自信にもつながりました。障害のお子様をお持ちの方には、とてもおすすめの環境です。